Webサービス、Webアプリケーションにおける大容量ファイル転送が飛躍的に速くなる新製品SkeedWebGoを提供開始
ネットワークソリューション製品を開発・販売する株式会社Skeed(スキード)(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:明石 昌也、以下Skeed)は、Webサービス、Webアプリケーション向けに導入容易性に優れた大容量高速ファイル転送ミドルウェア「SkeedWebGo」の提供を開始したことを本日発表しました。
【発表の概要】
Skeedは昨年、専用クライアントやJavaなどの実行環境を必要としない、Webサービス上で完結する新方式の高速ファイル転送技術の開発に成功しました。この技術の性能向上を図ると共にシステム連携機能を付加した第一弾の製品として、高速ファイル転送ミドルウェア「SkeedWebGo」の提供を開始しました。同製品の狙いは高速転送性能と導入容易性の両立であり、これまで提供してきたUDP※1ベースの高速ファイル転送製品を環境によっては凌駕する性能を実現すると共に、UDPポートの開放やJava、専用プラグインソフトなどが不要、しかもWebブラウザが使える環境であればパソコンだけではなくタブレットやスマートフォンで利用可能なユーザビリティを実現しました。 主なユーザー層としてオンラインストレージやファイル転送サービス事業者、自社・グループ内、取引先とのファイル共有基盤を構築運用する事業者を想定しており、WebサービスやWebアプリケーションとしてファイル転送機能を備えたシステムであれば、簡単に連携することで飛躍的に転送性能を向上させることができます。 すでに導入実績も出ており、クラウドストレージサービス「セキュアSAMBA」を手掛けるスターティアレイズやテレビ局で転送基盤プロダクトとして採用されたほか、建設業界や科学技術計算分野などでも検討が進んでいます。 今後はさらに同技術を用いたパッケージ製品の開発も計画しており、これまでの高速ファイル転送ソフトウェアにない導入容易性とユーザービリティに優れた製品としてリリースする予定です。 2年後ともいわれる『5G』時代の到来においても、ファイルサイズは巨大化の一途をたどり、高速化へのニーズが鎮まることはありません。Skeedはこれまで培ってきたネットワーク分野の先端技術を進化するWebサービスやアプリケーションに適用することで、企業や個人のクリエーティビティや生産性向上を実現して参ります。 ※1:インターネット通信プロトコルの1つ「User Datagram Protocol」の略【転送性能(実測値一例)】

【特長】
1)低い導入障壁 ウェブサーバーにSkeedWebGoをインストールし、ウェブページに対してクライアント用JavaScriptを追加するだけでファイル転送の高速化が可能です。※詳細はお問い合わせ下さい 2)高速性 独自のデータ転送方式により、通常のHTTP(S)と比較して高速にファイルを転送します。 3)セキュア性 HTTPSと同様のサーバー証明書設定で通信データは全て暗号化。(HTTPSと同等のセキュリティ) 4)ユーザビリティ ウェブサイトに組み込めるため既存のUIを維持したり自由な構成が可能。デバイスも選びません。 ≪標準機能≫
【ユースケース】
Ⅰ.Webサービス事業のファイル転送性能向上用途 ・オンラインストレージ、ファイル転送サービス基盤用途 ・企業内Webサービス基盤用途 Ⅱ.従来の高速ファイル転送製品では導入が難しい業種、業務 ・大手・中堅製造業 ・スマートフォン/タブレット端末利用業務【主な仕様】
■SkeedWebGoの推奨稼働環境
![]() | Skeedは、2013年にRed Herring Global Top100 Companyに選出されています。 http://www.redherring.com/events/red-herring-global/rhg2013winners/ |